サウナ120℃×水風呂8℃の衝撃!深夜2時に川崎の銭湯でととのう|小松湯

小松湯 サムネイル

神奈川県川崎市にある「小松湯」は、深夜2時まで営業している施設です。

川崎エリアでは最も遅くまで営業している銭湯で、夜勤の方や残業で終電を逃した方でもサウナを楽しめます。

この記事では、120℃越えのサウナと8℃の水風呂がある個性派施設「小松湯」の魅力を紹介します。


「体が一気に火照り、すぐに冷える」といった刺激的な「ととのい」体験をすれば、仕事終わりの疲れもしっかりリセットされるでしょう。

サウナ|滝汗必至だけど不思議と息苦しさを感じない120℃

小松湯 サウナ室 外観
引用:小松湯公式HPより

まずは、小松湯のサウナ室を以下の観点別に解説します。

  • 雰囲気
  • 温度湿度
  • 感想

小松湯のサウナは、120℃越えの温度設定が特徴的です。

熱いだけと思いきや湿度も程よくキープする工夫もあるので、「熱いけど苦しさを感じない」熱感を実現しています。

雰囲気

小松湯のサウナ室の雰囲気の詳細は、以下の通りです。

  • 素材:木材
  • 広さ:2段ストレート。定員6名。
  • サウナストーブ:遠赤外線
  • 照明:調整可能
  • テレビの有無:有

小松湯のサウナ室は、2023年に改装されました。

短い丸太が壁にデコレーションされていて、どこか安心感のある雰囲気が広がっています。

また、アロマ水を浸したヴィヒタがサウナ室の至る所に設置されています。

甘く香ばしい香りがサウナ室中に広がっているため、リラックスできるでしょう。

小松湯 サウナ室 内装
引用:小松湯公式HPより

サウナ室内の照明は、脱衣所にある調光機で調整可能です。

薄暗い落ち着く雰囲気から明るめのアットホームな雰囲気まで調整でき、自由度が高いです。

温度・湿度

小松湯のサウナ室の温度・湿度は、以下の通りです。

温度126℃
湿度程よい

温度的には、上級者好みの設定です。

数分で滝汗必至の激熱サウナですが、湿度も程よくあるため「入りやすさ」も感じます。

湿度管理には、サウナストーブのうえに多数の注ぎ口を持つ「金の大魔王やかん」を設置しています。

小松湯 サウナ室 やかん
引用:小松湯公式HPより

目黒の「佐藤製作所」に特注したもので、芸術的な見た目のやかんです。

やかんの中には、薬草を浸した水が入っています。

サウナストーブの熱で中の水が水蒸気に変わり、柔らかい熱感を生み出しています。

私は普段8〜10分1セットとしていますが、小松湯のサウナは5分で十分だなと思いました。

感想

小松湯 サウナ室 ヴィヒタ
引用:小松湯公式HPより

上段に座ると、肌が焼けるのではないかと思うくらい衝撃的な熱さを感じます。

ただ湿度は程よくあり、「熱いけど苦しさを感じない」独特の熱感を実現しています。

ヴィヒタや、やかんの薬草の香りでリラックスしながら汗を流せますが、気づいた頃には身体中滝汗で驚きます。

水風呂|ダブルチラーで衝撃の8℃を実現!

小松湯 水風呂
引用:小松湯公式HPより


次に、小松湯の水風呂を以下の観点別に解説します。

  • 雰囲気
  • 温度水質
  • 感想

小松湯の水風呂は、泣く泣く閉店した「中島湯」のチラーを受け継ぎ、ダブルチラー体制を実現しています。

パワフルなダブルチラーでキンキンに冷えた水風呂は、ほかの施設では味わえないくらい刺激的な爽快感を体験できます。

雰囲気

小松湯の水風呂の雰囲気の詳細は、以下の通りです。

  • 水風呂の形や造り:正方形
  • 動線:よい
  • 深さ:普通
  • 水の色:透明

サウナを出て右手にあるのが、水風呂です。

浴槽には紺のタイルが使用されていて、見た目から冷たさを感じられます。

湯口から水風呂に向かって、水が滝のように勢いよく流れているのも特徴的です。

湯口のうえに設置された小便小僧は、浴槽に清水を注いでいるかのように思わせるユニークな雰囲気が広がっています。

広さは、定員3名ほどのコンパクトな水風呂です。

温度・水質

小松湯の水風呂の温度・水質は、以下の通りです。

温度8℃
水質よい

温度は、上級者も驚くレベルの設定です。

なぜなら、川崎市の「中島湯」から受け継いだ冷水機(チラー)を2台設置されているからです。

川崎 中島湯 外観
引用:ニフティ温泉公式HPより

ダブルチラーのパワフルな冷却力により、水温は一桁台まで下がります。

実際に入ると、肌にピリッとくる強烈な冷たさを感じます。

「1分入れれば凄い」と言えるくらい冷たく、私は30秒が限界でした。

さらに、備長炭で水を濾過しているため、水質はよいです。

感想

120℃のサウナから、シングル水風呂に入ったときの爽快感は格別です。

最初はあまりの冷たさに息が止まりそうになります。

しかし水温に慣れていくにつれて頭がクリアになってきて、この上ない気持ちよさに変わります。

川崎周辺だと「平和湯」でもシングル水風呂を味わえますが、サウナと水風呂の温度差から来る気持ちよさで言えば小松湯の方が勝るかなと思いました。

外気浴|温度差110℃を体感したあとのととのいは刺激的

小松湯 内湯 ととのい椅子
引用:小松湯公式HPより

次に、小松湯の外気浴を以下の観点別に解説します。

  • 雰囲気
  • 席数
  • 感想

小松湯のサウナと水風呂の温度差は、110℃以上あります。

ととのい椅子に座ると、体がフワフワ浮いたような状態から徐々にリラックスモードに変わり、刺激的なととのいを味わえるでしょう。

雰囲気

小松湯でできるのは、「内気浴」だけです。

浴室は白を基調としたレトロで落ち着くが広がっています。

また天井が高く、開放感も感じました。

奥の壁には一面、海の中を泳ぐ熱帯魚が描かれています。

席数

小松湯のととのいスペースの席数は、以下の通りです。

内湯普通の椅子;3席
脱衣所インフィニティ:1席

小松湯のととのい椅子の席数は、少ないです。

上級者向けの施設で利用していないときも多いため、ととのい椅子は基本座れます。

ただととのい椅子が埋まっているときは、浴槽の淵や(空いていれば)洗い場に椅子を置いて休憩しましょう。

脱衣所のインフィニティチェアは埋まっていることが多いため、座れればラッキーです。

インフィニティチェアの横には、小型扇風機が設置されています。

感想

小松湯のサウナと水風呂は、上級者でも歯を食いしばるぐらいの温度設定です。

サウナと水風呂の温度差は「110℃以上」あり、ととのい椅子に座った瞬間に体がフワフワ浮いたような心地よさを感じます。

心臓のバクバクが落ち着いてくると一気に体がリラックスし、多幸感が打ち寄せます。

アットホームな銭湯の雰囲気を楽しんだり、壁の魚の絵を見たりしながらのんびり休憩すると、ととのい椅子で寝てしまうくらいの気持ちよさを感じます。

小松湯ではととのい椅子に座りながら、足湯を楽しむことも可能です。

小松湯 内湯 ととのい椅子 足湯
引用:小松湯公式HPより

お湯と水両方とも入れてもいいため、季節や気分に合わせて足湯をしながらととのい椅子に座るのも楽しみ方のひとつです。

施設情報

小松湯 外観1

小松湯の入浴料・アクセス方法等の施設情報は以下の通りです。

営業時間13:00~26:00
定休日毎月8日・18日・28日
料金大人(サウナ):850円
大人(入浴のみ):550円
決済方法現金のみ
レンタルバスタオル:100円
アクセスJR「川崎駅」より徒歩29分
川崎駅よりバスで10分前後
(川10水江町行)
2025年4月時点

まとめ

小松湯 外観2

小松湯は、サウナと水風呂の温度差で刺激的なととのいを味わいたい方にピッタリな派施設です。

サウナ室は120℃を超える高温設定です。

しかし、しっかり湿度があるため息苦しさは少なく、気持ちよく汗をかけます。

そして、そのあとの水風呂はなんと8℃です。

サウナとの温度差からくる衝撃的な冷たさは、圧巻の爽快感を与えます。

サウナで滝汗をかいたあとに入る8℃の水風呂からは、衝撃的な爽快感を味わえます。

「激熱×極寒」の極端なコントラストを体験したい方は、ぜひ小松湯に行ってください。

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