灼熱のアウフグースの後のロッキングチェアは至福のひととき上野ステーションホルテル オリエンタル2

第47回サウナ探訪は東京都台東区の
上野ステーションホルテル オリエンタル2
です。

この施設の魅力とおすすめの人は
以下の通りです。

レビュー

サウナ、水風呂、外気浴スペースの３つの
観点での評価、総評をこれから書いて
いきたいと思います。

サウナ

雰囲気

グレーのレンガ調の壁を照らす間接照明が
どこか神々しさすら感じさせるサウナ室は
扉の目の前に大きなikiストーブが鎮座し
ベンチはコの字型で左右が2段、奥が3段と
なっております。

感想

奥の3段目を除いて比較的入りやすい温度で
ストーブ近くでも「パンチはあるけど
これくらいなら気持ちよく耐えられる」と
感じるぐらいです。

奥の3段目については例外で
熱で溶けるような灼熱を感じます。

豆知識、補足

ちなみにオートロウリュとアウフグースは
以下のようなスケジュールで毎日開催して
おります。

水量が多いのが特徴のオートロウリュは
ほぼ全ての人が顔をタオルで隠すか俯くか
という異常事態が起きるほどのパワーです。

ikiストーブにオートロウリュ以上の水量の
ロウリュを投入しサウナ好きを悶絶させるのが
特徴のアウフグースは始まる前に渡される
氷が2つ入ったグラスの意味がアウフグースの
終わる頃にわかります。

水風呂

雰囲気

円形で深さのある水風呂。
正面の和モダンを表現した盆栽は
じっくり見ていても飽きを感じさせず
気づくと1分、2分と時が経っています。

感想

オートロウリュ・アウフグースで灼熱に
耐えた体が求める水温の最適解が14℃だと
言わんばかりにガチッと体に沁み渡り
包み込みます。

豆知識、補足

Twitterの投稿にもある通り去年の7月に
チラーが導入されたみたいです。

水温によって季節を感じられホッとできる
ところがチラーのない水風呂の個人的に
好きなポイントですが、それが嬉しい人も
いれば昔から通っている方は悲しい気もする
のではないでしょうか。

外気浴

雰囲気

ととのい椅子よりもここの施設では
ラジウム泉の前に設置されている
ロッキングチェアが主役。

強力な3台の扇風機もロッキングチェアに
座る人にロックオンしています。

感想

頭のぐわんぐわんとロッキングチェアの
揺れのリズムを合わせ、心地のいい扇風機の
風を味わっていると普段何も感じない電車の
走る音が心地よくも感じ、穏やかな気持ちに
させられます。

サウナと本来腰をかけるだけで気持ちがいい
椅子を組み合わせると半分天に昇りかけて
いるかのような気持ち良さを味わえます。

豆知識、補足

サウナ室の前にサウナ好きの持ち込んだ
スポーツドリンク等を冷やしておける氷の
入った大きめのクーラボックスとレモン水の
サービスを見ると、この施設にサウナ愛好家が
歓迎されている証拠だと実感し嬉しい気持ちに
なります。

総評

和モダンの要素が随所に散りばめられていて
温もりを感じながらも、静けさや爽やかさも
感じられるそんな施設です。

中々用事がないと上野周辺には行きませんが
本当にレベルの高い施設が多く、その時々で
どこに行くかを決めるのに本当に時間を
要します。

オリエンタル２がこれだけよかったら
コンセプトの異なるオリエンタル１と３も
気になってきます。

ではまた！

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