神奈川県神奈川市にある「徳の湯」は、東急東横線”東白楽駅”から徒歩1分の好立地にある施設です。
この銭湯は、日によって「市の湯」と「仁の湯」が男女で入れ替わるのが特徴です。
特に仁の湯は、100℃のサウナ・11℃水風呂といった組み合わせが刺激的です。
この記事では、徳の湯のサウナの魅力や両方の浴室の違いについて紹介します。
どっちの浴室がいいか迷っている方はこの記事を参考して、あなたにピッタリの「ととのい」を見つけてください。
市の湯と仁の湯の違いについては紹介しますが、訪問時の「仁の湯」の情報が多めの記事となります。
サウナ|昭和ストロングスタイル×リラックス
まずは、徳の湯のサウナ室を以下の観点別に解説します。
- 雰囲気
- 温度湿度
- 感想
徳の湯は高温で湿度の低い、THE昭和ストロングスタイルのサウナ室です。
漢方のようなリラックスする香りもサウナ室中に漂っているため、ただ熱いだけではなく居心地のよさを感じながら汗を流せるでしょう。
徳の湯のサウナ室の雰囲気の詳細は、以下の通りです。
素材 | 広さ | ストーブ | 照明 | テレビ | |
市の湯(1階) | 木材 | 2段L字型 定員10名 | 遠赤外線 | 暗め | 有 |
仁の湯(2階) | 木材 | 特殊構造 定員10名 | 遠赤外線 | 暗め | 有 |

市の湯と仁の湯の雰囲気の違いは、「ベンチの構造」です。
市の湯がシンプルな2段のL字型なのに対して、仁の湯は左側にミニベンチ1段と・右側にやや大きめの2段ベンチといった特殊な構造です。
カラカラ系のサウナ室のため、壁の木材は渋い色合いに変わっています。
サウナ室内は漢方のようないい香りがするため、リラックスしながら汗を流せるでしょう。
徳の湯のサウナ室の温度・湿度は、以下の通りです。
温度 | 湿度 | |
市の湯(1階) | 100℃ | カラカラ |
仁の湯(2階) | 100℃ | カラカラ |
温度的には、中級者〜上級者好みの設定です。
サウナ室の温度・湿度は、どちらも変わりません。
市の湯は温度計が故障しているため、130℃表示ですが体感は100℃ぐらいだそうです。
徳の湯のサウナ室は、「昭和ストロングスタイル」が特徴的です。
遠赤外線ストーブを使用しているため、ジリジリとした熱感を感じます。
上段に座れば、6分ぐらいでびっしり汗をかけました。
徳の湯のサウナ室は、ロウリュなんていらないと思えるくらいパンチのある熱さが特徴です。
特に湿度が低く、ジリジリする熱感(昭和ストロング系)が好きな方には、おすすめの施設です。
また漢方のようなリラックスできる香りが広がっているため、ただ熱いだけではなくリラックスしながら気持ちよく汗を流せるのも魅力のひとつです。
水風呂|上級者向けの温度設定×備長炭水風呂
次に、徳の湯の水風呂を以下の観点別に解説します。
- 雰囲気
- 温度水質
- 感想
徳の湯の水風呂は、11℃の温度設定かつバイブラが完備された上級者向けの施設です。
水質のよさも感じられるため、「ただ冷たいだけではない」居心地のよい水風呂です。
徳の湯の水風呂の雰囲気の詳細は、以下の通りです。
形や造り | 動線 | 深さ | 水の色 | |
市の湯(1階) | 長方形 | よい | 浅い | 透明 |
仁の湯(2階) | 長方形 | よい | 浅い | 透明 |
サウナを出てすぐのところにあるのが、水風呂です。
水風呂の見た目は、ほとんど変わりありません。
仁の湯は、葛飾北斎の神奈川沖浪裏の浮世絵が目印です。
水風呂には、浴槽の底から気泡を発生させるバイブラが設置されています。
徳の湯の水風呂の温度・水質は、以下の通りです。
温度 | 水質 | |
市の湯(1階) | 14℃ | よい |
仁の湯(2階) | 11℃ | よい |
温度は、中級者〜上級者好みの設定です。
水風呂の温度は、仁の湯の方がより上級者向けです。
水風呂の湯口に備長炭が設置してあり、水が濾過されているため水質は抜群です。
体感としては、柔らかくてスッキリとした入り心地です。
徳の湯は、熱々のサウナとキンキンの水風呂の組み合わせが刺激的です。
バイブラで温度の羽衣が取れるため、かなり冷たく感じます。
そのためサウナの滞在時間を+1~2分長めに入ると、より水風呂が気持ちよく感じるでしょう。
冷たい水風呂のなかに水質のよさも感じるので、上級者が満足できる水風呂だなと思いました。
外気浴|開放感を感じる吹き抜けの露天スペース

次に、徳の湯の外気浴を以下の観点別に解説します。
- 雰囲気
- 席数
- 感想
徳の湯の露天スペースは、吹き抜けになっています。
風が気持ちよく、より外気浴の気持ちよさを感じられるでしょう。
徳の湯は、内気浴と外気浴のどちらも楽しめます。
内湯は、白い壁とグレーのタイルが使用されています。
外の光が入ると、浴室内は照明がなくても明るいです。
露天スペースは市の湯が日本風の岩風呂、仁の湯が西洋風の白いタイルの浴槽となっています。
仁の湯には、打たせ湯とバイブラ付きの寝湯(スリーピングバイブラ)が露天風呂に完備されています。
露天風呂の湯口が、マーライオンになっている部分には西洋っぽさを感じます。
徳の湯のととのいスペースの席数は、以下の通りです。
露天スペース | 2席 |
徳の湯のととのい椅子の席数は、少ないです。
サウナ利用者もそれなりにいるため、露天スペースにのととのい椅子は大抵埋まっています。
そのため、内湯の浴槽の淵などに腰をかけて休憩することが多かったです。
露天スペースに2席しかないため、基本内気浴になります。
ただ露天スペースの席が空いていれば、天井が吹き抜けのため風が入ってきて気持ちいいです。
内気浴スペースは、脱衣室の近くの浴槽の淵に座るのがおすすめです。
脱衣所にあるテレビが浴室の方を向いているため、テレビを見ながら内気浴ができます。
施設情報

徳の湯の入浴料・アクセス方法等の施設情報は以下の通りです。
営業時間 | 月〜土:11:00〜23:00 日:09:00〜23:00 |
定休日 | 木曜日 |
料金 | 大人(サウナ):650円 大人(入浴のみ):550円 |
決済方法 | 現金のみ |
レンタル | 手ぶらセット:850円 サウナ・タオル・石鹸・ リンスインシャンプー付き |
アクセス | 東急東横線「東白楽駅」より 徒歩1分。 |
まとめ

徳の湯は、昭和ストロングスタイルのサウナ室とキンキンの水風呂が刺激的な施設です。
サウナ室は漢方の香りが漂い、ただ熱いだけではない居心地のよさを感じられます。
シングルに近い水風呂は入れないという中級者の方は、市の湯がおすすめです。
サウナ室の温度は仁の湯と同じですが、水風呂は14℃と入りやすい設定です。
熱々サウナとキンキン水風呂で刺激的なととのいを体験したい方は、ぜひ徳の湯に行ってください。