神奈川県川崎市にある「縄文天然温泉 志楽の湯」は、自然の美しさを感じながら外気浴を楽しめる施設です。
露天スペースでは6月にはホタル鑑賞、秋には紅葉などを眺めながら贅沢な外気浴ができます。
まるで都会にいることを忘れるほど、心が落ち着く空間です。
この記事では縄文天然温泉 志楽の湯の外気浴スペースの魅力や、「閉店した?」と誤解されやすい理由についても紹介します。
仕事や日常に疲れたときは縄文天然温泉 志楽の湯のサウナで、自然に包まれながらリフレッシュしてみてください。
縄文天然温泉 志楽の湯が閉店したと誤解されやすい理由

縄文天然温泉 志楽の湯は、現在も通常営業中の温浴施設です。
ただしネットで検索すると、閉店と勘違いしそうな情報が多く表示されるため、不安になる方もいるかもしれません。
閉店と誤解されやすい理由は、主に3つあります
- 「志楽亭」の厨房設備の改修で2日間お食事処だけ閉店(2019年1月)
- 毎週第三水曜日の定期点検で営業時間が15:00〜24:00に短縮(毎月あり)
- 味噌樽風呂の温度トラブルで緊急メンテナンス(2024年6月)
志楽の湯は「都会に古里をつくる」というコンセプトのもと、古民家風の木造建築で作られています。
2005年の開業から20年以上経ち、施設全体に木材のぬくもりや味わいが増しています。
ただ木造建築という特性と、長い運営年数からどうしても定期的なメンテナンスが必要です。
それが「古くて営業してなさそう」という印象を与えてしまうのかもしれません。
繰り返しになりますが、志楽の湯は閉店していません。
唯一注意したいのは、毎月第3水曜は15:00オープンという点です。
自然豊かな空間で贅沢な外気浴を楽しみたい方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
サウナ|木の香りや柔らかい照明が落ち着く瞑想空間

まずは、縄文天然温泉 志楽の湯のサウナ室を以下の観点別に解説します。
- 雰囲気
- 温度湿度
- 感想
縄文天然温泉 志楽の湯のサウナ室は静寂に包まれた空間のため、自分と向き合いながら汗を流すにはピッタリです。
縄文天然温泉 志楽の湯のサウナ室の雰囲気の詳細は、以下の通りです。
- 素材:木材
- 広さ:2段L字型。定員10名
- サウナストーブ:ストーン式
- 照明:明るい
- テレビの有無:無
縄文天然温泉 志楽の湯のサウナ室は、木の温もりと柔らかい照明に囲まれています。
ベンチの交わり合う部分には、自然の力強さを感じさせる立派な支柱も立っています。
全体的にサウナ室は静寂に包まれてていて、居心地のよい空間です。
サウナ室内には砂時計も設置されていて、スマートウォッチがなくても10分間は測れます。
縄文天然温泉 志楽の湯のサウナ室の温度・湿度は、以下の通りです。
温度 | 98℃ |
湿度 | カラカラ |
温度的には、初心者〜上級者好みの設定です。
湿度はそれほどないですが、上段でも息苦しさをあまり感じません。
砂時計の砂が落ち切るタイミング(10分)で、十分な汗をかけるぐらいの熱感だと感じました。
サウナ室の木の香りや雰囲気は、かなり落ち着きます。
テレビもなく無音の空間なので、静寂のなか自分と向き合いながら汗を流せる「瞑想サウナ」と言えるでしょう。
10分間でしっかり汗をかける温度はあるので、上級者でも満足できるサウナかなと思いました。
水風呂|一度入れば病みつきになる勾玉型の水風呂

次に、縄文天然温泉 志楽の湯の水風呂を以下の観点別に解説します。
- 雰囲気
- 温度水質
- 感想
縄文天然温泉 志楽の湯の水風呂は、独特な形をしています。
勾玉型の水風呂に入りながら、内湯の懐かしい雰囲気を味わえば心まで癒やされるでしょう。
縄文天然温泉 志楽の湯の水風呂の雰囲気の詳細は、以下の通りです。
- 水風呂の形や造り:勾玉型
- 動線:よい
- 深さ:浅い
- 水の色:透明
サウナを出て左手にあるのが、水風呂です。
水風呂は、縄文時代の「勾玉」を模したユニークな形をしています。

浴槽の素材は石材を埋め込んでいて、原始的かつお洒落なデザインになっています。
深さはそこまでなく、2〜3人が定員のコンパクトな水風呂です。
縄文天然温泉 志楽の湯の水風呂の温度・水質は、以下の通りです。
温度 | 17℃ |
水質 | 普通 |
温度は、初心者・中級者好みの設定です。
温度設定は、季節によって差があるようです。
私が訪問した11月などの秋冬は、16〜17℃台が多く、春夏は18〜20℃になることもあります。
水風呂には、地下水が使用されています。
地下水ならではの柔らかさを感じられました。
水風呂が見慣れない独特な形と造りをしているため、最初は「入って大丈夫かな」と少し不安に感じました。
一度入ると、「いつもの水風呂だ」と安心感を覚えるとともに、長く入ると気持ちいいタイプの水風呂だと気づきます。
内湯の懐かしい雰囲気も味わいながら、のんびり体をクールダウンさせると、心まで癒やされます。
外気浴|自然に囲まれた露天スペースでホタルや紅葉を楽しめる

次に、縄文天然温泉 志楽の湯の外気浴を以下の観点別に解説します。
- 雰囲気
- 席数
- 感想
縄文天然温泉 志楽の湯は、6月にホタル・秋には紅葉が楽しめます。
自然に囲まれた露天スペースで、風情を感じながらととのうのも贅沢な体験です。
縄文天然温泉 志楽の湯は、内気浴と外気浴のどちらも楽しめます。
内湯は、ジブリ映画のような懐かしさとファンタジー感を体験できる空間が広がっています。
一方の露天スペースは、竹林や落葉樹に囲まれていて、自然との一体感を感じる空間です。
夜間は照明も必要最低限に抑えられており、暗く静かな外気に包まれる感覚は格別です。
縄文天然温泉 志楽の湯のととのいスペースの席数は、以下の通りです。
内湯 | ベンチ:2席 |
露天スペース | 椅子:3席 |
縄文天然温泉 志楽の湯のととのい椅子の席数は、少ないです。
内湯に木製ベンチが2席と、露天スペースに座れる丸太が2〜3脚設置されているだけです。
そのためととのい椅子が空いてなければ、休憩できそうな場所を見つけて腰をかけるスタイルがおすすめです。
土日などの混雑時はととのい椅子が埋まりやすいので、「どうしても椅子に腰をかけて休憩したい」と思う方は平日のほうが快適に過ごせるでしょう。
縄文天然温泉 志楽の湯でととのうなら、露天スペースでの外気浴が特におすすめです。
露天風呂で外気浴していると、まるで山奥の秘湯にいるような非日常感を味わえます。
自然に囲まれた空間は、都会にいることを忘れてしまうくらい居心地がいいです。
さらに縄文天然温泉 志楽の湯では、季節ごとに特別な外気浴ができます。
6月には露天風呂でホタルの光を楽しめ、秋には色づいた木々に囲まれながら紅葉を眺めてととのえます。
露天風呂の周りの岩などに腰をかけるなどの工夫しながら、自分だけの”ととのいポジション”を見つけるのも楽しみのひとつです。
施設情報

縄文天然温泉 志楽の湯の入浴料・アクセス方法等の施設情報は以下の通りです。
営業時間 | 10:00~24:00 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 大人平日:1,170円 大人土日祝:1,400円 |
決済方法 | 現金 クレジットカード 交通系電子マネー QRコード決済(au PAYのみ) |
レンタル | 館内着:330円 大小タオルセット:310円 バスタオル:210円 フェイスタオル:150円 |
アクセス | JR南武線「矢向駅」より 徒歩6分 |
まとめ

縄文天然温泉 志楽の湯は、木の温もり感じる瞑想サウナと自然に囲まれた露天外気浴が魅力的な施設です。
サウナ室は静寂で優しい木の香りが広がる空間です。
自分と向き合いながら、じっくり汗をかけます。
露天スペースでの外気浴は、都会にいることを忘れてしまうくらいの自然への没入感が半端ないです。
日常を忘れてゆったりサウナで癒されたいときは、ぜひ縄文天然温泉 志楽の湯に行ってください。