夏にととのいにくい理由を分析してみた〜サウナの滞在時間は他の季節とどれほど異なるのか?〜

夏にととのいにくい理由を分析してみた〜サウナの滞在時間は他の季節とどれほど異なるのか?〜

毎年30℃以上の気温が続く夏。
「暑いから帰ったら水風呂に入りたい」と
思うサウナ愛好家の方も多いのではない
でしょうか。

去年の夏を乗り越えた人にとっては
「今年もまたこの季節がやってきた
」。

最近サウナを始めた方にとっては
「あれ最近全然ととのわない」と思い
困惑する季節がかもしれません。

そうです、夏はととのいづらくなるのです。

とととのいづらくなるのはもちろん
サウナ後の行動によってサウナで得ていた
恩恵すら無意味になりかねない可能性も
あります。

その全サウナーの悩みを一身に背負って
夏でも上手にととのいやすくなる方法と
アフターサウナの理想的な行動

今回と次回で紹介していきたいと思います。

科学的な根拠も引用していますが
個人的な考察が大部分を占めますので
参考程度にお楽しみください。

ととのイップス サウナ愛好家の一番の悩みに深掘り!ととのイップスの原因と対策とは!? ととのイップス後編 サウナ愛好家の一番の悩みを解決!ととのイップスの原因と対策とは!?

気温が上昇による身体の変化

  • 気温の上昇に伴い
    体温と脈拍が上昇する

気温が上がると体温も上がり
身体は体温を調節するために汗を出し
その気化熱によって体温を下げる
のが
人間のメカニズムになっております。

また、おおよそ体温が40℃くらいまでは、
体温が0.5℃上昇するごとに、心拍数は1分間

に10回程度の割合で上昇します。(1)

つまり、夏は他の季節に比べるとサウナに
入る前から体温と脈拍の高い状態なのでは
ないかと考えられます。

夏サウナがととのいにくい
2大要因

  1. サウナの滞在時間が短くなる
  2. 外気浴が気持ちよく感じづらくなる

主に上記の2つが夏の身体の変化による
サウナへの影響です。

まず始めに①サウナの滞在時間が短くなる
ついて話したいと思います。

夏の暑さを「サウナみたいに暑い」と
形容することもよくあります。
体温・脈拍の上昇による夏のサウナ前の
身体の状態は既に軽くサウナに入った状態
でもあります。

私自身がmi bandで記録した実験データを
使って解説していきたいと思います。

日付最高気温
最低気温
天気
2022/4/19(火)
午後8時
20℃
11.7℃
晴れ時々
曇り
2022/07/28(木)
午後8時
33℃
26℃
晴れ
goo天気参照

<条件>
・春と夏の日の1セット目を比較
・体を洗って5分間ととい椅子に
座ってからサウナに入る
・水通しなし
・自身の平均心拍数70を基に
2倍の心拍数に達したら終了
・夕飯を食べる前とする


<場所>
・おふろの王様 港南台店
ドライサウナ(95℃)
2段目真ん中の席

多くのサウナ愛好家が平均脈拍数
(60〜70/1分)の2倍を基準にサウナ室から出る
とされてますので夏の方が
3分ほど滞在時間が短いことがわかります。

サウナ室の入り始めの脈拍の上がり方にも
春は徐々に上がるのに対して、夏は一気に
上がるという違いが見られたのです。

(個人的な考察にもなりますが)
この結果からサウナに入り交感神経が
活性化すると発生する
血中アドレナリンの量がサウナの
滞在時間によっても異なり

外気浴の際の副交感神経とのバランス
起因した結果、夏はととのいにくいの
ではないかと感じます。

次に②外気浴が気持ちよく感じづらくなる
ついてです。

外気浴は風や露天風呂の水の流れる音などを
味わいながら、気持ちよさに耽る行為です。

しかし、「サウナみたいに暑い」夏に外で
外気浴をするとその気持ちよさも半減、
下手したら半分以下なんてことも。

上記で話した①の結果、外気浴が気持ちよく
感じなくなるというのもありますが気持ち的に萎えてしまうというのもあるでしょう。

まとめ

夏サウナがととのいにくい2大要因が
わかったところで対策を教えなさいと
思った方もいらっしゃると思いますが
本日はここで終わりです。

次回は対策編を書いていきたいと思います。

対策編が終わったら次は
サウナで睡眠の質改善してたのに
夏になった途端、「あれおかしいぞ!睡眠の質が改善されない」
と思った方に向けた
記事も書きたいと思います。

ではまた!

ととのイップス サウナ愛好家の一番の悩みに深掘り!ととのイップスの原因と対策とは!? ととのイップス後編 サウナ愛好家の一番の悩みを解決!ととのイップスの原因と対策とは!?

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